精度を100%に近づけたい
あらゆる可能性を秘めた 画像認識APIの技術開発
オーブス VP of Business Development リチャード・マイケルズ
シリコンバレーでは、世界の仕組みを変える可能性を秘めたスタートアップが次々と誕生している。ここでは、画像認識で注目されているスタートアップを取材。
※下記はTech通信Vol.1(2014年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
―御社のビジネスの特長はなんでしょう。
当社は、画像認識APIの技術開発を行っています。最初に手がけたのは、顔認識に関するテクノロジー。人物の画像から男か女か、笑っているのか怒っているのかなどを判別できます。この技術を使えばアルバムの写真を自動でカテゴライズできるほか、企業で働くスタッフのID登録やセキュリティカメラなどにも活用できるでしょう。
顔認識技術を提供している会社は、ほかにも存在しています。けれども当社は、あらゆる画像の認識技術を有しているという点で他社を一歩リード。すでに、画像認識に関する特許を3つ取得しており、現在特許申請中の技術も10ほどあります。
―今後のビジョンを教えてください。
いまのミッションは、画像認識の精度をさらに高めていくこと。現在の技術では92%ほどなのですが、これを限りなく100%に近づけていきたいと考えています。
リチャード・マイケルズ(リチャード・マイケルズ)プロフィール
大学で物理学を専攻し、卒業後は日本の三菱重工業に就職。約6年間を、日本で過ごす。その後、サンフランシスコで航空関連のテクノロジーの輸出業務に携わり、大学時代のクラスメイトの紹介でOrbeusの立ち上げに参加。
企業情報
設立 | 2012年5月 |
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資本金 | 150万ドル |
事業内容 | 画像認識APIの技術開発 |
URL | http://orbe.us/ |
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