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INTERVIEWインタビュー
ギンザマーケッツ CEO レイ・グリセルフーバー

シリコンバレーで事業を軌道に乗せるヒント

ギンザマーケッツ CEO レイ・グリセルフーバー

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シリコンバレーでは、世界の仕組みを変える可能性を秘めたスタートアップが次々と誕生している。シリコンバレーで事業を軌道に乗せるためのヒントがわかるコラムを掲載

※下記はTech通信Vol.1(2014年9月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。

資金調達面以外にも、 支援会社の存在は大きい

 SEO戦略に役立つ管理&分析プラットフォームを提供しているGinzamarkets。設立5年目ながらも、同社が手がけたSEOプラットフォームはすでに世界35ヵ国に広がっている。じつは、日本を代表する大手ECサイトにも導入されているという。
「つねに市場と商品がマッチしているかどうかを意識しています。そのため、できるだけ速くプロダクトをつくり、改善を繰り返す。それが成長につながっているのだと思います」
 同社の成長を語るうえで、欠かせない存在がある。スタートアップ企業を育成する『Y Combinator』と、スーパーエンジェルの『500 Startups』だ。
「『GinzaMetrics』を立ち上げるにあたって、『Y Combinator』のプログラムに参加。当時はお金がなく生活も苦しかったのですが、マーケティングの講義や個別のコーチングなどで、ビジネススキルを磨くことができました」
『Y Combinator』からの出資にくわえ、その後『500 Startups』からの資金調達も実現した。
「『500 Startups』にはお金だけでなく、アドバイザリーボードメンバーを用意してもらうなど、人材の面でもお世話になりました」

成功の秘訣は 成功するまでやり続けること

 シリコンバレーのスタートアップにとって、支援会社はとても心強い存在。ただ、それに頼りきっていてはダメだとレイ氏は強調する。
「市場が求めるものをスピーディ―にカタチにしていく、という姿勢を忘れてはいけません。それともうひとつ、途中であきらめないことも大切です。成功の秘訣は、成功するまでやり続けること。これにつきると思うのです」

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レイ・グリセルフーバー(レイ・グリセルフーバー)プロフィール

大学で日本語とコンピュータサイエンスを学び、卒業後はエンジニアとして活躍。2008年に独立し、日本でSEOコンサルティング会社を立ち上げる。その1年半後に『GinzaMetrics』を開発し、「Y Combinator」のプログラム参加を期にシリコンバレーへ。2010年にGinzamarketsを設立し、CEOに就任。

企業情報

設立 2010年5月
資本金 170万ドル
事業内容 エンタープライズ向けSEOプラットフォーム『GinzaMetrics』の開発
URL http://www.ginzametrics.jp/

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