高速化を支えるブレイクスルーを生んだ異才
既存の技術に不満なら新しいモノを自らつくればいい
株式会社ワークスアプリケーションズ Advanced Technology&Engieering本部 Kohei
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中学生のころからプログラミングをはじめ、大学院では脳や神経に刺した針からの信号で機械を制御する研究に携わったKohei氏。その才能を「HUE」開発プロジェクトでも存分に発揮したという。どんなブレイクスルーを生み出したのか、インタビューを試みた。
※下記はTech通信Vol.03(2015年12月号)から抜粋し、記事は取材時のものです。
「フレームワークからつくろう」そこに協力してくれる仲間がいる
―Koheiさんは「HUE」の基礎となる高速ビューエンジン「Forneus」の開発で、社内アワードを受賞するほどのブレイクスルーを起こしたそうですね。具体的な内容を教えてください。
スピードを上げるためのテクノロジーをバランスよく、さまざまなところに入れて開発し、「0.1秒以下のレスポンス」を実現できたことです。
まずは既存の技術で試してみたのですが、それでは実現できない。ならば、フレームワークからつくろうと。「ないのなら自分でつくればいい」という発想はつねにもっていますので。
ワークスアプリケーションズは、メリットベースの開発が基本。何を開発するにも、目的や方針がぶれていなければ、新しいことをはじめても否定されないのです。
―どのようなプロセスで開発を進めていったのですか。
まず、速さにピンをとめて、基本設計・技術選択を実施。そして、その構想をオープンにして周囲のエンジニアと共有していきました。
最初はもちろん課題だらけ。プロトタイプを作成し、そこへ周囲から指摘された点を反映させて改善を重ねていったのです。最後には全員を納得させるものに。このプロセスを経たことで、「使ってもらえるフレームワーク」になったのだと自負しています。
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